今期アニメ感想

社会人になって、アニメ見る暇ないな〜と思ってたけど、意外と研修中は見れる感じ。なんで、論文書いてたときより、数見てるかもしれない。

 製作は京都アニメーション。本編はそこまで面白いか、ってかネットでの流行具合とギャップがある。一話だけではあんまりバンドやりたくなる感じにはならないなぁ。自分が何か新しいことをはじめるときって、意味論的な次元じゃなくて、圧倒的にすごいもの、何かわけがわからないけれどもすごいものを見たとき、言語化できない体感を経験したときが多い。自分の場合は、Underworldを生で見たときの興奮でシンセサイザーを買っちゃったみたいな。なんで、主人公が感じた「下手だけど楽しそう」ってのはあんまり楽器始める動機付けとしては、あまり共感できなかったのが大きい。
 内容はそこそこだけれど、足をやたら強調していたデッサンは生々しく、肉感的だった。後、OPとEDはMADっぽいけれども、とても躍動感に溢れていて、何度でも見たい感じ。

 高校生のマージャン部の話。けいおんが、陽の高校生活なら、こっちは陰の高校生活か。扱う題材が違うだけで、プロットは結構けいおんに似てたりする。何にも特技が無い女の子が無理やり誘われて、部活に入って才能を開花させるといったところは似てる。但し、こっちの主人公はマージャンが嫌いなだけで、家族マージャンで鍛えた腕、つまり必ず半荘でプラマイ0にするという神がかり的な技を持つ。最後、カンして2飜70符で上がり、強引に30000点ジャストに持ってきたところは、非常に面白かった。主人公の30000点ジャスト戦法が上手く設定として生きれば、面白い麻雀アニメになるんではないだろうか。これまで、萌え系の麻雀アニメは無かったしね。なぜか、麻雀の世界だけは三次元の萌え化が進んでたからなぁ。二階堂姉妹しかり、和田聡子しかり。

 セガの同名ゲームのアニメ化。OP曲は緩急のあるロックナンバーで及第点。ボーカルはカナダ人だとか。内容はいまいち頭に入ってこないなぁ。30分がやたら長く感じた。作画はとても綺麗だと思います。まぁ、次回見て詰まんなかったら、切。

 少年ジャンプで連載されていた漫画のアニメ化。ベタっちゃベタだけど、ジャンプらしくないというか、女性視点で進むのは珍しい。「何で私を好きになったの?」は結構ドキリとくるセリフだと思う。結構面白かったし、作画も原作をかなり再現できていた。視聴決定。